紙モノ視察の旅・ミュンヘン

mu01ミュンヘンで訪れたのはステーショナリーショップ「Papierladen」
フィレンチェの伝統的な紙「Carta Varese」の取り扱いや、
オリジナルブランド「CARTA PURA」のアイテム販売を行っています。
日本でも一部取り扱いがあるため、
目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

華やかな伝統模様のファインペーパー、手漉き和紙等、
センスの良いアイテムがずらりと並ぶ店内は、
その空間にいるだけで幸福感に包まれます。
mu02 mu03_1mu03個人的に興味をひかれたのは、
ラフな風合いで、紙そのものの質感が際立っている無地のペーパーたち。
mu05
mu06色ムラがあったり、一枚一枚、少しずつ表情が異なっていたり、
この紙を使って、何か作りたい!と思える素材です。
また、紙と相性のよさそうな筆記具、
はさみ、クリップ等の道具類も充実。
お買い物が楽しめるだけでなく、
創作のヒントも得られるこのショップには、
何度も足を運びたくなりました。

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次に訪れたのは紙製品・文房具の問屋兼小売店。
倉庫のような店内には、あらゆる種類の包装紙、
紙袋、段ボール、文房具等が揃います。
上質な世界から一気に日常の世界へ舞い戻った感じですが、
こういうものこそ、現地でなければ見られないのもまた確か。
日用品としての紙はどのように使われているのか、気になる所です。
mu21mu22一見、日本にもありそうな普通の紙袋ですが、
紙質やディテールがやはり異なっています。
薄く、パリパリとした紙、口のギザギザもざっくり…、
100枚まとめて紐に通されている姿も味があります。
mu23かわいらしいパーティー用飾り。
紙と印刷が素朴で、どこか懐かしい雰囲気。

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まったく趣きの異なるお店をまわりましたが、
素朴な紙〜上質な紙、その質感や使われ方は多種多様です。
紙袋一つとっても、その文化が垣間見えるので
やはり紙はおもしろい。改めてその奥深さに触れる旅となりました。

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お店までの道のりなど、おまけ。
mu11オクトーバーフェスト終了後間もないミュンヘン。
難民の受け入れで混乱の跡が残るかと思いましたが、
駅周辺は落ち着いた印象でした。mu10 mu08mu09

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