第5回はロウソクfeat.単色コピーです。
今回は4cm程の小さなロウソクを使用しました。
まずはランダムに散らして模様を作ります。
地を黒くするため、ふたを開けた状態でモノクロコピー。
フラットに見えるように、コントラストを高く設定します。
リボンと合わせてラッピングしてみました。
和物っぽい雰囲気ですが、ビビッドな色と合わせることでモダンな印象も加わります。
さて、ここからは単色コピーを使ったアイディアです。
まずは基本となるパターンをモノクロコピーで作ります。
サンプルはロウソクを一列に並べてコピーし、
さらに切り貼りして、構成したもの。 これをイエローで単色コピーします。
同じ紙の上に、さらに別の色で単色コピーします。
インクが載る部分を少しだけズラすため、
コピー機にセットした原本の位置を数ミリ移動させます。
重なっていない部分は単色のまま、 重なっている部分は別の色になるので、
イエロー+シアン=グリーン
イエロー+マゼンタ=オレンジ… という色味で完成するはず。
さてうまく行くのでしょうか。
最初に試したのはイエロー+シアン。
重なった部分はグリーンに仕上がりました。
想像以上に違和感なく、きれいな仕上がり。
ミスプリントでできてしまったものですが、
天地を逆にしてプリントすると面白いものができます。
最初のランダムパターンを活用して、
イエロー+シアンでプリントしたもの。
わら半紙や素朴な紙と相性が良さそう。
これで今回の素材は完成です。
別々のパターンを使って、 インクが重なる部分だけ
何かが浮き上がって見えるようにしても面白そうです。
ただ1枚作るのに100円近くかかるので、それをどう考えるか…ですが。
1枚作ってスキャンし、使いまわした方が経済的かもしれません。
素朴な雰囲気を生かして、ポチ袋を作りました。
来年のお正月用にいかがでしょうか。
でも、ロウソクと言えばその前にクリスマスですね。
という訳で、モノクロコピーに戻って、クリスマスカードを作ることにします。
ロウソクに加え、細いひもを準備してください。
ひもで輪を作ってロウソクの下に敷きます。
この状態をキープし、ふたをあけたままモノクロコピーします。
厚手の色紙にプリントすれば、クリスマスカードの完成です。
アナログ感があたたかみを感じさせます。
ロウソクだけでクリスマスもお正月も乗り越えられますね。
工作で年末イベントを先取りしてみませんか。
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